本日、泉シニアグラウンドにて第42期生卒部式を執り行いました。
関東支部1年生大会優勝を皮切りに、数々の勝利を収めてきた第42期生を象徴するような暖かく明るい晴天の中、笑いあり涙ありの一日となりました。
これまで幾多の勝利を呼び込んできた、42期生お母様の美声による愛情満点の選手紹介でスタートした卒部生同士の紅白戦。リラックスした雰囲気の中にも確かな技術に裏打ちされたナイスプレーの連続に、後輩たちは真剣な眼差しです。シーズン中はあり得ないシートに点の取り合いが続きましたが、42期生の頭脳、海江田選手のシニア人生初ホームランが試合を決める一発となり、杉田選手が要所を締める貫禄の投球でゲームセット。笑顔で健闘を称え合う卒部生たちを横目に、力の差をまざまざと見せつけられた後輩たちの、やる気と不安が入り混じった目が印象的でした。
午後からは、最後の公式戦ユニフォーム姿となる卒部式です。泉シニア初の屋外での挙行となりましたが、むしろ常勝42期生は黒土の上が似合います。これまで汗と涙で黒く濡らしてきたグラウンドは、IZUMIの文字が誇らしげな白いユニフォームと美しいコントラストを描き、卒部生たちの明るい前途と、その下支えとなる努力を吸い込んだ土台を表現しているようでした。在部生も将来同じ時期、同じような土台を作れるだろうか。決意を新たにした瞬間でした。
川辺会長をはじめ、関係者の皆さんからお祝いの言葉をいただき、福崎事務局長は「君たちは来年高校へ進学する。その先も大学や様々な道へ進むことになると思う。このことは私たち指導者や関係者にとって大きな喜びである。おめでとう。私たちは君たちの成長を大いに楽しみにしている。体には十分気を付けて全力で物事に取り組んでほしい」と祝辞を述べられました。福崎事務局長はコロナ渦における子供の野球活動という難しい舵取りに尽力され、長期間活動休止を余儀なくされた42期生達になんとか活躍の場を与えてあげたいと、他団体との交流戦など実現されました。
最後に神﨑監督から、卒部生一人ひとりに名前を呼びかけながら思い出と激励をお話しになり、はなむけの言葉として3つの約束をされていました。
一 プレッシャーに負けないこと
一 嘘をつかないこと なにかあったりわからないことがあったら、素直に周りの大人に相談すること。
一 行動に責任をもつこと 来年義務教育を終える君たちは、もう子供ではない。自分の行動に責任を持ってほしい。
これまでの三年間、毎週末選手たちを見続けてきた監督の言葉です。行動に迷ったときには、是非この約束を思い出してください。
42期生の皆さん、保護者の皆様、本日は泉シニア卒部おめでとうございました。これまで本当にありがとうございました。
新たな場所で新たなチャレンジをしていく皆さんの今後に、幸多からんことを心からお祈りいたします。次のステージでも仲間とともに勝ちを追求していく姿勢を貫き、目標を掴み取ってください。泉シニア一同、42期生の成功を応援しています。甲子園近辺で是非おいしいものをごちそうさせてください。
がんばれ! がんばれ! 背中見てるからねー!
いつでも遊びにきてくださいね。これからも泉シニアのグラウンドは皆さんと共にありますから。
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日本リトルシニア中学硬式野球協会
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